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12件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2017-05-30 第193回国会 参議院 法務委員会 第15号

現に、先ほどの東京高裁の判決では、その少し前のところですが、予備や陰謀は犯罪の完成から比較的遠いのだ、したがって一般に不可罰とされる、可罰性があるのは保護法益が特に重大なものや予備行為自体が極めて危険なものに限られるのだとしています。  こういう理屈を抜きにして、客観的に相当危険性すらない段階での行為を一挙に二百七十七も犯罪に仕立て上げようと、これが共謀罪の中身であります。  

山添拓

2017-05-12 第193回国会 衆議院 法務委員会 第16号

そもそも予備行為自体が、先ほど局長に御答弁いただきましたように、下見ですとか、なかなか、例えば殺人既遂罪なんかと比べても、構成要件の外延というものが、外部周辺が明確になってこないものとして一般的には言われているものでございまして、だからこそ、判例はそうした厳しい縛りを我が国実務上課している。  

今野智博

2017-04-21 第193回国会 衆議院 法務委員会 第12号

他方予備罪を新設することにつきましては、仮に、本条約上その合意犯罪化が義務づけられる罪の全てについて予備罪を設けたとしても、予備罪におけます予備行為自体が客観的に相当危険性を備えたものでなければ処罰できないとされているため、重大な犯罪合意犯罪化することを義務づけております本条約第五条の趣旨に反するおそれが高く、本条約上の義務を履行することはできないと考えております。

水嶋光一

2017-04-14 第193回国会 衆議院 法務委員会 第10号

それからもう一つが、「予備行為自体が客観的に相当危険性を備えたものでなければ処罰できないというふうに我が国ではされております。」、だから、「重大な犯罪合意犯罪化することを求めております第五条の趣旨にこのままでは反するおそれが高いというふうに考えておりまして、」というふうに言っているんですね。  だから、理由は二つ。予備罪では相当の危険がないと処罰できない。

逢坂誠二

2017-04-14 第193回国会 衆議院 法務委員会 第10号

また、現行予備罪は、そもそも重大な犯罪に当たる罪の一部にしか規定されていない上に、この予備行為自体が客観的に相当危険性を備えたものでなければ処罰できないとされておりますので、この重大な犯罪合意犯罪化することを求める本条約の第五条の趣旨に反するおそれが高いというふうに考えております。  

武井俊輔

2017-03-21 第193回国会 衆議院 法務委員会 第4号

予備行為自体が客観的に相当危険性を備えたものであることを要する、実務上の裁判例でそのように示されておりますし、相当危険性を備えたものであることを要すると解されております。  他方テロ等準備罪は、組織的犯罪集団の団体の活動として、一定の重大な犯罪を実行するための組織により行われるものを計画したことに加えて実行準備行為が行われて初めて処罰対象とするものである。

金田勝年

2017-03-08 第193回国会 衆議院 法務委員会 第3号

金田国務大臣 委員の御指摘に対して先ほど答弁させていただいた、予備罪予備行為自体危険性と申し上げました。それで、テロ準は……(発言する者あり)テロ等準備罪は、いや、今考えていますから。合意プラス実行準備行為一体としての危険性であって、実行準備行為危険性ではない、このように考えております。

金田勝年

2006-05-09 第164回国会 衆議院 法務委員会 第22号

他方民主党修正案は、共謀に加えて予備行為が行われなければならないものとしていますが、そもそも、予備罪における予備行為は、その行為自体処罰対象となるものであり、また、予備罪における予備行為と言えるためには、犯罪の実現にとって客観的に相当程度危険性を備えたものであることが必要であるとする裁判例もあることを考えますと、結局、民主党修正案は、この予備行為自体処罰対象としているに等しく、共謀それ

藤本哲也

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